エミリー・ブラント 主演、映画「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」
「クワイエット・プレイス」の続編の、
2021年のアメリカ映画。

前作は「得体の知れない恐怖」を上手く描きつつも、
最後に出てきたエイリアンに、
ややガッカリさせられたわけだが、

今回は開き直ったのか、
最初からエイリアンを登場させ、
終始「鬼ごっこスタイル」を貫く形に。

音に(のみ)反応するエイリアン
という設定が、

2作目でもまだそれなりに、
新鮮味(?)があるお陰で、
そこそこ楽しめるものの、

冷静に評するならば、
ストーリーも脚本も陳腐すぎ。

前作から変わったところとしては、
すいません、泳げないんです、
という奴等の特徴を、
若干フィーチャーしたぐらいかな。

超☆ポジティブに言うならば、
「前作をそのまま引き継いだ正真正銘の続編」
ということになるのかもしれないが、

わざわざ観る価値があるか、
と問われれば、

余程前作が気に入った、
B級ホラー好きの方以外には、
オススメできないレベルです。

一応「ホラー」とは言ったものの、
グロシーンもなければ怖くもないわけで、

たとえるならば、
中学生のカップルが、
初めてデートで行くには最適の映画、
といった感じでしょうか。

適正価格(劇場換算):500円