2024年USのホラー映画。
エミリー・ブラントが主演した、
「クワイエット・プレイス」
「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」
の前日譚的なお話。
音を立てたら襲ってくる、
あのモンスターの映画です。
前日譚といっても、
別に奴らが地球に来た理由が、
語られるわけでもなく（それらしい描写は一瞬あるが）、
前2作が、
隔離された舞台でのストーリーだったのに対し、
今回は、マンハッタンを舞台に、
モンスターたちが人間を蹂躙しまくる、
そんな映画でございます。
こう書くと、
「ジェイソンN.Y.」的な、
ネタ映画かと思われそうですが、
（自分もそう思っていました）
ところがどっこい（死語）、
冒頭からヒューマンドラマ的な香りがして、
途中も、テーマは愛なのか？
と思わせる感じで、
そして、
猫好きには堪らない要素満載、と、
単なるスピンオフというか、
二匹目のどぜう狙いではない、
しっかりとした、
本気の作品なのだと思いました、はい。
マイケル・猿之助サルノスキ
（そもそも「えんのすけ」か）
という人が、
監督・脚本・ストーリーを手掛けたそうで、
今後も注目したい。
うん、これはなかなかの佳作。
適正価格（劇場換算）：2,000円