アート・芸術

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「没後400年 特別展 長谷川等伯」(@東京国立博物館)

約1か月しか開催期間がないのだが、仕事に忙殺されてついつい行くことができず、 ようやく行ってみたら入場するだけで「80分待ち」(!)ということで、その日は後に予定があったから断念。 数日後に、待つことを覚悟で再チャレンジしてみたら、今度は「50分待ち」。 まぁ、前回よりかはマシか、と諦めて待つことにした。 大概の人の目当ては国宝の2点、「松林図屏風」か「松に秋草図屏風」なんだろうけれど、僕の目的は […]

人のような花か、花のような人か

人と絵の話をすることなんて滅多にないが、偶々そんな話をする機会があって、 その人がシャガールが好きだというから、「僕はシャガールは怖くてみれない」と言った。 前までは僕もシャガールが好きだったのだけれど、その人と話をするほんの数日前に、 シャガールの絵は怖いな、と思ったばかりだった。不思議なタイミングである。 怖い絵といえば、シーレの人物画も負けてはいない。 シャガールがこってりとしたコニャックだ […]

「ルノワール -伝統と革新」(@国立新美術館)

草木が光合成に光を必要とするのと同様、印象派の画家にとって光は欠かせない要素です。 葉の色、水の色、土の色・・・それまでの既成概念を打ち破り、光による色の分解を試みました。 だから多くの印象派の興味が風景を描くことに向けられるのは自然な成り行きなのですが、 ルノワールの魅力は、その「印象派的色彩の解剖」を、人肌において行ったところにあるのではないでしょうか。 手のひらを見てみましょう。 それは単純 […]

「国宝 土偶展」(@東京国立博物館)

縄文土器や土偶に、考古学的アプローチではなく芸術的アプローチを初めて試みたのは、 岡本太郎だったろう。 とは言うものの、自分としては今までじっくりとそれらを眺めたことはなかったので、 「ボルゲーゼ美術館展」の帰りに、やはり上野で「土偶展」が開催されているのを見つけ、 足を運んでみた。 これは、すごい・・・ 国宝に認定されている土偶は3体しかなく、 今回初めてその3体が一ヶ所に集まった、なんて蘊蓄は […]

「ボルゲーゼ美術館展」(@東京都美術館)

ラファエロの”一角獣”を目当てに行ったのだけれども、正直、期待外れ。 どちらかと言えば、つまらない絵だ。 概して、ルネサンスの画を楽しもうとするには、相応の覚悟がいる。 というか、現代の日本人には理解しろという方が難しい、越え難い壁がある。 (そういう意味では、その壁をラクラク越えて”何か”を伝えてくる、レオナルドやミケランジェロというのは、 やはり偉大なんだろう。) 今回もそんな覚悟をしながら臨 […]

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