音楽

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名も無きシューベルト

シューベルトのイ長調ソナタ。 中学の頃からこの曲が好きで、 ブレンデル、ポリーニ、ケンプ・・・巨匠と呼ばれるピアニストの録音は何回も聞いているけれど、 特に最終楽章のロンドを理想的に弾いてくれる演奏には出会えなかった。 祈るように、深く、けれど暗すぎず。 youtubeで探していたら、再生回数7回、ピアニスト名すら表記されていない、 隠れた名演奏が見つかった。 このぐらいの抑制が、シューベルトには […]

ベートーヴェンの「チェロ・ソナタ」

こないだ「初めて買ったCDは?」という話になり、 そういえばヨーヨー・マのベートーヴェンのチェロ・ソナタだったことを思い出した。 今から20年以上前、中学1・2年の頃だった気がする。 そんなに次から次へと新しいCDが買えるものでもなかったので、 しばらくはこの1枚をイヤになるぐらい聴いていた。 今から思えば、随分シブい中学生ではある。 最近たまたまこの曲(イ長調の方)を聴く機会があり、 忘れかけて […]

イタリア牧歌的ブラームス

どちらかというと苦手な作曲家なんだけれど、今日は何となくブラームスが聞きたくなった。 交響曲第4番。 やはりブラームスのベストはこの曲だろうか。 各楽章の個性が強いから、別に交響曲としてまとまってとらえる必要はないと思うけれど、 個人的な好みは第3楽章。 トスカニーニがタクトを振ると、ブラームスもイタリア牧歌に聞こえるから、不思議。 というよりも、この楽章はトスカニーニのためにあるような楽章。 そ […]

シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ

人生とは不思議なもので、中学の頃のオケの先輩に、偶然20年振りに会うことになった。 ワインとタパスで、自然と音楽の話になる。 そのときに教えていただいたのが、この 「シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ」。 ベネズエラの、更生が必要な若者たちを教育して結成されたオーケストラらしく、 早速youtubeで観賞したのだが、なるほど、そのエネルギーたるや、凄まじいものがある。 音楽の […]

グスタフ・マーラー『ピアノ四重奏曲』

マーラーと言えば、やはりシンフォニーが有名だが、「ピアノ協奏曲」(第1楽章のみ現存)があるなんて、恥ずかしながら知らなかった。 その存在を知ったのは、映画「シャッター・アイランド」を観てのこと。 精神科医の邸を訪れたディカプリオ扮する主人公一行。 その場面でレコードで流れていて、その後も頻繁に使われるのが、この曲だ。 主人公の相方が、「これはブラームス?」と言うと、主人公がすかさず「いや、これはマ […]

Erykah Badu『NEW AMERYKAH Part Two』

僕が20代前半の頃、「エリカ様」といえば、このエリカ・バドゥ。 思えばローリン・ヒルとか、”本格的”女性R&Bが盛り上がりを見せ始めていた時期で、 そんな中でも、エリカ・バドゥはひと際個性的だった。 まぁひと言でいえば、シブい、のである。 いわゆるイマドキのR&Bではなく、もっとtrivalというか、funkなというか、 あの独特の声で繰り広げられるのは、ま […]

ホロヴィッツといえば

ホロヴィッツといえば、僕の中ではショパンでもリストでもラフマニノフでもなく、 やはり彼自身が作曲した、「カルメン変奏曲」。 名ピアニスト、ホロヴィッツの十八番中の十八番である。 何かのインタビューで、「あなたはピアニストにならなければ、何になっていましたか?」との質問をされ、 「作曲家だ」と即答していたのを記憶している。 残念ながら、彼の作った曲がどれぐらいあるのか分からないが、 ともかくもこの「 […]

D’Angeloは帰ってきてくれるだろうか

20代の頃僕がハマっていたのは、ハウス、HipHop、R&Bといったいわゆるブラックミュージックというやつで、 ただ、今あらためて聞きたいアルバムがあるかと言われると、正直ほとんどない。 その中でも、D’Angeloの「Voodoo」だけは別格で、 もし明日地球が滅びると言われれば(陳腐なたとえだけれども)、最後にもう1回聞いておきたいと思うに違いない、 これは奇跡の一枚である […]

オイストラフのチャイコ

オイストラフのバイオリンの音は、間違いなく天下一品だ。 チャイコフスキーのコンチェルトは、間違いなく駄作だ。 だから、ハイフェッツとかが弾くこのコンチェルトを聞いてると、 最高につまらないのだけれども、 オイストラフの演奏は、その独特のテンポの取り方のせいもあって、 あ~ら不思議、名曲に聞こえてくる。 特に、第一楽章の第二主題なんかは、「楽譜を読み間違えてるんじゃないの??」と思うぐらい、 尋常じ […]

久々にハンク・ジョーンズのピアノを

2月17日にブルーノートで演奏しているみたいだけれども、それに行ったわけではなので、念のため。 六本木けやき坂のTSUTAYAにフラっと寄ってみたら、ベスト盤(?)みたいなのが売っていたので、思わず購入。 CDなんて買うのは、えらく久しぶりだ。 今年で92歳。収録されている曲には古い音源も含まれているのだけれども、比較的最近のものも含まれている。 一般に、芸術家とかアーティストと呼ばれる人たちは、 […]

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