音楽

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ゴールドベルク変奏曲

「平均律」は確かにすばらしいが、曲としての面白みに欠ける。 バッハといえば、個人的には「ゴールドベルク変奏曲」。 変奏曲という構成のせいもあるのだが、ドラマチックな展開と美しい旋律は、やはり何度聴いても鳥肌が立つ。 グレン・グールド晩年の、貴重な収録。 アリア部分の大胆なスローテンポ、特に冒頭のGの二音を極端に長く響かせているのが、とても印象深い。

ミケランジェリの音色

この人ほど、見た目と演奏とが結びつかない人もいない。 こんな柔らかい音色をどうやって出すのだろうか。 1曲目のベートーヴェンのソナタの第一楽章なんかは、そんな彼の演奏を堪能するには、うってつけ。 ミケランジェリは、良い意味でのオールド・スタイルの芸術家と言えるだろう。 トスカニーニといい、ミケランジェリといい、やはりイタリアは偉大な芸術家を輩出する国なんだとつくづく思う。 そういえば二人ともファー […]

カルロス・クライバー

カルロス・クライバーの指揮は、映像で観ないと魅力半減かもしれない。 序奏を経て、アレグロになってからはカルロス先生、ご機嫌の様子。 これだけ表情豊かにオケを鳴らせる人は、そうはいない。

Salsa house

Richie Richの原曲は、哀愁漂うというレベルを超えてもはや暗いのであまり好きではないのだけれども、 昔の「Emma House」(懐かしい…)に入っていた、Salsamanによる「Spanish Guitar Mix」というのが滅茶苦茶かっこよくて、 既にCDも手放してしまった今、どこかで聴ける音源がないかと探していたら、ここにありました。 15年振りに聴いても、やはりイケてますね。 ちな […]

訃報:フィッシャー=ディスカウ氏

5月18日、バリトン歌手のフィッシャー=ディスカウ氏が他界したというニュースを目にした。 (僕が聴いていた25年前ぐらいは「ディスカウ」だったのだが、今では「ディースカウ」と表記するらしい。) 男性歌手は何と言ってもテノールが人気だけれども、 そんな中で「バリトン」の魅力を十分に伝えてくれる、(すくなくとも僕にとっては)貴重な存在だった。 クラシック音楽から遠ざかって久しく、こんな形で懐かしい名前 […]

「アダージェット」

マーラーの「アダージェット」は、中学生の頃、それこそ毎日のように聴いていた。 今思えば、自分のukiyobanare的人生はこの時に芽生えていたのだと思うが、もうどうしようもない。 youtubeで見つけたこの動画。 バレンボイム×シカゴ響という、まさにマーラーを演奏する為にあるような組み合わせなのだが、これがすごい。 そもそもこの1時間以上ある曲が、かなりクリアな画質で一本の動画で観れる(無法地 […]

「ワルシャワ協奏曲」

冒頭の激しいテーマが急に頭をよぎったので、ほぼ20年ぶりに聴いてみた。 「協奏曲」とはいうものの、イギリスの作曲家アディンセルが、「ラフマニノフ風に」という依頼にもとづいて作曲した、ピアノとオーケストラのための映画音楽。 あらためて聴いてみると、ピアノパートはそこそこ聴きごたえがあるけれど、 オーケストラパートは、ちょっとひどい。 ラフマニノフ風、というよりも、まるでワルシャワ出身の某有名作曲家の […]

名も無きシューベルト

シューベルトのイ長調ソナタ。 中学の頃からこの曲が好きで、 ブレンデル、ポリーニ、ケンプ・・・巨匠と呼ばれるピアニストの録音は何回も聞いているけれど、 特に最終楽章のロンドを理想的に弾いてくれる演奏には出会えなかった。 祈るように、深く、けれど暗すぎず。 youtubeで探していたら、再生回数7回、ピアニスト名すら表記されていない、 隠れた名演奏が見つかった。 このぐらいの抑制が、シューベルトには […]

ベートーヴェンの「チェロ・ソナタ」

こないだ「初めて買ったCDは?」という話になり、 そういえばヨーヨー・マのベートーヴェンのチェロ・ソナタだったことを思い出した。 今から20年以上前、中学1・2年の頃だった気がする。 そんなに次から次へと新しいCDが買えるものでもなかったので、 しばらくはこの1枚をイヤになるぐらい聴いていた。 今から思えば、随分シブい中学生ではある。 最近たまたまこの曲(イ長調の方)を聴く機会があり、 忘れかけて […]

イタリア牧歌的ブラームス

どちらかというと苦手な作曲家なんだけれど、今日は何となくブラームスが聞きたくなった。 交響曲第4番。 やはりブラームスのベストはこの曲だろうか。 各楽章の個性が強いから、別に交響曲としてまとまってとらえる必要はないと思うけれど、 個人的な好みは第3楽章。 トスカニーニがタクトを振ると、ブラームスもイタリア牧歌に聞こえるから、不思議。 というよりも、この楽章はトスカニーニのためにあるような楽章。 そ […]

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