象徴主義

「ゴッホとゴーギャン展」(@東京都美術館)

企画展の場合、「何を見せるか」は勿論ではあるが、「どう見せるか」が重要となる。 特に今回の「ゴッホとゴーギャン」のような、 美術好きであれば、おそらく誰もがそのストーリーを知っているようなテーマの場合、 ヘタをすれば、作品そのものの魅力を減じてしまう可能性もある。 果たして「ゴッホとゴーギャン」という、この直球ど真ん中な企画をどう料理しているのか、 僕の興味はこの一点だった。 誰もが思いつく安易な […]

「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち」(@パナソニック汐留ミュージアム)

先週は月曜日に何十年かぶりにインフルエンザの予防接種を受けたのだけれど、 それが原因なのかどうか、ずっと体調が悪く、 これを鑑賞しに行った日曜日が、ドン底。 あーでも、最近は普段使わない筋肉を使っているから(理由は内緒)、 そのせいかもしれないと思って、 こちらも久しぶりのマッサージに行ったら、 血行が促進したのか、かなり体調が回復。 これはそのマッサージへ行く直前、 肩と背中にズッシリと重いもの […]

「モローとルオー -聖なるものの継承と変容-」(@パナソニック汐留ミュージアム)

親子以上に歳が離れていながらも、 密接な師弟関係をもった、モローとルオー。 互いに影響を与え、受けたこの2人に焦点を当てたこの展覧会はとても有意義だとは思うが、 ギュスターヴ・モローと並列で鑑賞されてしまっては、 ルオーにとっては、気の毒以外の何ものでもない。 モローにあって、ルオーに欠けているもの。 素人の僕には適切な用語が思い浮かばないが、 敢えていえば、「ストイックさ」。 想像力の中で対象を […]

「オディロン・ルドン―夢の起源―」(@損保ジャパン東郷青児美術館)

ここ最近、美術館でルドンを観ることが多くなった。 ルドンの魅力は、作風のヴァリエーションの広さだと思う。 例えば、セザンヌ、ルノワール、ゴーガン、マティス、モディリアーニ・・・と言えば、 それぞれの特徴的な色使いや構図などを、 ありありと思い浮かべることは容易だ。 しかし、ルドンの場合は、何をもって彼の特徴とすればよいのだろう。 木炭画、ゴヤのカプリチョスを彷彿とさせる石版画、 印象派あるいはコロ […]

「ルドンとその周辺―夢見る世紀末」(@三菱一号館美術館)

またもや最終日に駆け込み鑑賞。 最近、なんというか、何事もギリギリにならないと進まない。 仕事でも、1日1時間でも進めておけば、今頃だいぶラクだったのに・・・と思うことがよくある。 追い詰められても最後は必ず終わらせるという自信?みたいなものがあるから、尚更タチが悪い。 僕がルドンに初めて興味を持ったのは、彼の代表作「瞳を閉じて」を見たのがきっかけで、 そのあと、岐阜の美術館にはルドンの作品が豊富 […]