2016年5月

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diary 2016/05

・2016年5月31日(火) 5月が終わると、梅雨がやってくる。 GWが終わって、梅雨が始まるまでのカラッとした暑さのこの時期が、 一年の中で一番好きな季節かもしれない。 ・2016年5月30日(月) ツウインニツキ、コウシンデキズ。 ・2016年5月29日(日) 和楽器と洋楽器を一緒にやっていて困ってきたことは、 音律が違うことでも楽譜が違うことでもなく、 使う筋肉が違うこと。 それも三味線とフ […]

峰乃白梅 吟醸【耀】

峰乃白梅 吟醸【耀】

  言わずと知れた、「越の三梅」のうちのひとつだけれど、 他の二つ(「雪中梅」「越乃寒梅」)ほどは見かけない、この「峰乃白梅」。 去年だったか、新潟の親戚筋から一升瓶をいただいて、 そのときは記事にし損なったのだけれど、 今回、たまたま近所のスーパーでこの「耀」が売られているのを見つけ、 これぞとばかりに買ってみた。 普段は専ら純米酒なので、吟醸酒を買うのは久々なのだが、 その日は気温が […]

「おくのほそ道を旅しよう」(田辺 聖子)

  1989年に出た本の復刻版である。 なので、この本で描かれる東北地方の様子は、 大震災の被害を受ける前のもの。 それはさておき、この本はちょっと期待外れ。 田辺聖子さんということでハードルを上げ過ぎたせいもあるのだけれど、 ダメだと思われる理由がいくつかある。 まずは、「奥の細道」を線ではなく、 点でとらえようとしていること。 「奥の細道」は、芭蕉が各地を訪れて句を詠んだという意味で […]

「連鎖する大地震」(遠田 晋次)

  地震のメカニズムについて、特に東日本大震災を例にとって、 非常に分かりやすく説明してくれている。 地震とは、ニュートン力学的なものではなくて、 量子力学的に考えなくてならない、という主張なんかは、 なるほど、と思わせてくれるし、 関東平野の直下には、未発見のプレートが存在しているという、 「関東フラグメント仮説」についても、 かなり説得力があるような気がする。 あまり革新的な学説が出 […]

「星は周る」(野尻 抱影)

  最近発刊された、平凡社のSTANDARD BOOKS。 本屋の店頭で野尻抱影の名前を見つけて、 懐かしくて衝動買いをしてしまった。 野尻抱影を知らない人でも、 大佛次郎の兄であり、plutoを「冥王星」と訳した人、 と言えば通じるだろうか。 何といっても、天文学にロマンチシズムを注入して、 「愛でる学問」と呼ぶべきものに昇華させたのが、 彼の功績だった。 そのエッセイのひとつひとつは […]

「音楽の形式」(アンドレ・オデール)

  音楽事典から、クラシック音楽の形式だけを抜き出して、 詳しい解説を加えたような本。 事典風にはなっているものの、 組曲がいかにしてソナタになっていったか、など、 音楽史としての一環した姿勢を貫いているため、 読み物としても分かりやすい。 ただ、読後に振り返ってみると、 「メヌエット」や「アリオーソ」はあるのに、 「ガヴォット」や「サラバンド」がないなど、 かなり内容が端折られている気 […]

「ダークマターと恐竜絶滅」(リサ・ランドール)

  美人さんであることでも有名な著者による、 最新の宇宙論。 第1部で宇宙全体について俯瞰し、 第2部で太陽系について語られる。 ここまででも、最新の宇宙論が満載で、 第1部と2部だけでも読む価値が十分にあるだろう。 最後の第3部がダークマターについてで、 彼女の説の骨子を説明すると、以下のようになる。 過去の生物たちの絶滅や、 地球上のクレーターの成立年代を調べると、 地球が周期的な「 […]

映画「ファーゴ」

  コーエン兄弟の代表作ともいえる「ファーゴ」を、 今更ながら鑑賞してみた。 アメリカの「町」に根付いた人々の間に起きた血腥い事件という意味では、 この後に同じくコーエン兄弟によって撮られ、 こちらもアカデミー賞を受賞した「ノーカントリー」によく似ている。 どちらの作品も、町の閉塞感を全面に出しているというか、 色んな意味で「アメリカ的」な作品であり、 ヨーロッパや日本ではこういう映画は […]

「生誕300年記念 若冲展」(@東京都美術館)

チケットを買うのに15分、入場するのに1時間、 午後もやや遅めの時間だったので、思ったほどは待たされなかった。 とはいえ、通常の美術展よりはだいぶ混んでいることは間違いない。 本を片手に列で待ちながら、 なぜ若冲はこれほどまでに人気なのかを、あれこれと考えた。 ・・・・・・ ・・・・・ と、考え始めたのではあったが、何やら周囲が騒々しい。 そう、僕の周りおばちゃんの集団が。 四列になって待たされて […]

「新版 活動期に入った地震列島」(尾池 和夫)

  この本の初版が出たのが、2007年。 著者は京都大学の総長(当時)ということもあり、 阪神大震災のあと、どれぐらい地震に対する研究が進んだかを、 本書中で、特に熱く語っている。 まぁ百歩譲って、 この本の出た4年後の東日本大震災の「予知」が出来なかったのは仕方ないにしても、 本の内容が、ことごとく関西を中心とした地震についてのみで、 東日本については、ほとんど語られていないのは、 い […]