2020年3月

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diary 2020/03

・2020年3月31日(火) 「キャバクラに行ってはいけません」 って言うために、わざわざ知事が緊急会見開くんだもんなぁ。 なんかズレてるよなぁ。 ・2020年3月30日(月) 内田百間の戦時中の日記を読むと、 毎日のように空襲警報が出て、しかも特に急ぎの仕事もないのに、 ほぼ惰性で毎日会社に通っていたことが書かれているけれど、 良くも悪しくも、そういう国民性みたいなところはある。 ・2020年3 […]

ドヴォルザーク「チェロ協奏曲」

最近、オーケストラの曲を聴く機会は随分減ったが、 この曲だけは、ほぼ毎日のように聴いている。 協奏曲というのは、言うまでもなく、 ソロ楽器+オーケストラで演奏される曲なわけで、 当然ながらピアノ協奏曲は母数も多いし、 その分、名曲も多いわけが、 ピアノ以外の楽器の協奏曲となると、 いわゆる「名曲」の類は、極めて少なくなる。 チェロ協奏曲でいうならば、 モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスといっ […]

「『偶然』の統計学」(デイヴィッド・J・ハンド)

結びにある、古代ローマのペトロニウスの、 「偶然にはそれなりの理由がある」 という言葉が、 この本の主旨をズバリ表現している。 我々は「ほどよく平均的な」考え方に慣れているため、 たとえばサイコロを10回振って、 10回とも同じ目が出たとしたら、 それはあり得ない、 きっとイカサマに違いない、と思いたくなる。 果たしてそうなのか? この本では、 一見「とてもあり得なさそうな」事象について、 著者が […]

映画「トゥー・ラビッツ」

2011年のブラジル映画。 いやぁ、好きだなぁ、こういう映画! もう一回言おう、 好きだなぁ、こういう映画! 関係なさそうに見える登場人物たちのストーリーが、 とある事件を核としてつながってくるというのが、 ソダーバーグっぽくて、 しかも要所要所にドンデン返しが埋め込まれているという、 久々に脚本に痺れた。 『ユージュアル・サスペクツ』『LA.コンフィデンシャル』『ディパーテッド』 このあたりを好 […]

「バッハと対位法の美学」(松原 薫)

バッハは言うまでもなく、 「対位法の大家」と見做されているが、 主に18世紀から19世紀初頭にかけて、 対位法観はどのように変化したのか、 そしてその中で「バッハ作曲技法の正典化」が、 どのようにして生じたのか、 について論じた本。 どちらかといえば学術論文っぽく、 けっして気軽に読める本ではないので、 要注意かも。 18世紀の批評家・音楽家6人(ハイニヒェン、マッテゾン、マールプルク、キルンベル […]

映画「ゲーム・ナイト」

2018年のサスペンス・コメディ。 こないだ観た「パニック・フライト」と、 レイチェル・マクアダムスつながりでこちらも鑑賞。 クイズ大会で知り合った主人公夫婦は大のゲーム好きで、 週末は家に友人を招き、ゲームに興じていた。 ※ここでいう「ゲーム」とは、 ジェスチャ・クイズとかボードゲームとか、 そういうアナログなやつです。 ある晩、夫の兄の家に集まった際、 犯人役の俳優を雇い、誘拐ゲームをすること […]

「翻訳語成立事情」(柳父 章)

近世になって、外国語が輸入されるようになり、 それがもともと日本には存在しないような概念だった場合に、 どのような訳語にすればよいのか、 当時の知識人たちが相当悩んだであろうことは想像に難くない。 そしてその訳語が、 まったくの造語であるならば問題ないのだが、 それより以前に、別の意味で使われていた語だと、 事情はややこしくなる。 この本でも紹介されている分かり易い例でいえば、 「nature」と […]

映画「パニック・フライト」

2005年のアメリカ映画。 現題は「Red Eye」で、 深夜の飛行機最終便のこと。 文字通り、その「Red Eye」で、 マイアミに戻ることになったホテルのマネージャーのリサ。 搭乗前から親切にしてくれた男が、 偶然にも隣の席になったのだが、 実はそいつが、犯罪者。 リサのホテルに泊まる政府高官を暗殺する予定だから、 彼が泊まる部屋を変更しろ、と迫る。 脅されて仕方なく要求に応じたリサだったが、 […]

「盗作の言語学 表現のオリジナリティーを考える」(今野 真二)

別に盗作だけに限らず、 本取りや添削、あるいはパロディをも含めて、 ある文章(または詩歌)に似た、 別の文章(または詩歌)が存在している場合、 後者はどのような言語感覚、意識のもとで為されたものなのか、 を探るのが本書の主旨である。 作品を正面から捉えるのではなく、 その鏡像ともいえる別の作品と比較することで、 特徴や作者の意図に迫ろうとする試みは、 なかなか新鮮であった。 ただ、若干特定の作家に […]

映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」

22年前に起きた、残虐な連続殺人事件。 時効となったいま、曽根崎という男(藤原達也)が、 真犯人として名乗り出る。 曽根崎は出版社と結託して告白本を出版し、 一躍、時代の寵児としてもてはやされる。 当時、逮捕直前まで追い詰めながらも、 犯人を取り逃がしてしまった刑事の牧村(伊藤 英明)は、 複雑な心境で成り行きを見守るが、 同じく、当時この事件を取材した、 ジャーナリストの仙堂(仲村 トオル)が司 […]