オカルト

「東京の幽霊事件 封印された裏歴史 」(小池 壮彦)

まずは、私見から。 現代は幽霊や妖怪が住みづらい時代である、 とはよく言われるが、 しかし急速に近代化を進めた結果、 「近代的なもの」と「前時代的なもの」との、 歪みというかムラが生じてしまい、 そのムラこそが、逆に、 幽霊や妖怪の住処になっているとは言えないだろうか。 おそらくあと100年ぐらい経って、 キレイさっぱりと近代化が行き届いてしまえば、 その時こそはまさに、 幽霊や妖怪たちには退場い […]

「幽霊を捕まえようとした科学者たち」(デボラ・ブラム)

「オカルト vs サイエンス」という構図は、 時代によって両者の定義や内容が変わりこそすれ、 いつの世も存在するものである。 但し、不公平かもしれないことに、 サイエンスは、オカルトを否定するためには躍起となるが、 オカルトの存在を肯定するために、 己の知性を費やすことは、まずない。 この本では、そんな「オカルト vs サイエンス」の、 興味深いバトルが読めると期待していたのだが、 残念ながらそう […]