生物・進化

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「巨大翼竜は飛べたのか スケールと行動の動物学」(佐藤 克文)

看板に偽りあり。タイトルに騙された。 翼竜の話が出てくるのは最後の10分の1ほど。 あらかじめ前書きにて、「翼竜の話が出てくるのは最後の最後だけれども、 それまでの話は大事な前提となるので我慢して読んでいただきたい」とあったけれども、それも本当か疑わしい。 なぜなら、翼竜についての論旨をまとめると下記になるのだが、 ①翼長が10mを超す翼竜の体重が、従来の説のとおり70kgだというのはおかしい。 […]

生命はどのように誕生したか

生命はどのように誕生したのか、という、 科学にとって極めて根源的な疑問について、 未だに納得のゆく答えは出ていない。 古くから有力な説は、 原始地球に落雷などを契機とした何らかの科学反応によって 有機物が誕生した、という説だけれど、 それなら実験室で再現できそうなものなのに、 誰一人として成功していない。 最近、どこぞの科学者が隕石の中に生命痕を発見したというニュースがあった。 興味深かったのは、 […]

「生命40億年全史」(リチャード・フィーティ)

明日は5時前に起きねばなので、簡潔に。 僕が偶々この分野に興味があるだけなのかもしれないが、 近頃、生命の進化の歴史に関する書物があまりに多い。 なかには「トンデモ理論」を繰り広げる本も多い中で、この本は流石、科学の視点に立ち、 かつ一般的な興味を惹くことも忘れず、なんともバランスの良い(心憎い)著作である。 ただ、進化学というのは、余程の発見がない限りは、得てして、型通りの説明に陥りやすい。 も […]

「恐竜博物図鑑」(ヘーゼル・リチャードソン)

図鑑なんていうものは、何冊もいらない。 特に恐竜のような、半ば想像に頼らざるを得ないようなものが相手だと、”良識的な”図鑑が1冊あれば十分だ。 数多ある同類の書籍の中でも、この恐竜図鑑は、抜きん出て素晴らしい。 ボリュームはむしろ少ない方だが、他の多くの図鑑類が、どちらかといえば「絵本」に近いのに比べ、 この『恐竜博物図鑑』は大人でも普通に読めるように(いや、むしろ大人向け)、一体一体に学術的な解 […]

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