ドキュメンタリー

映画「ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ」

2018年、イタリア・フランス・ドイツ合作の、 ドキュメンタリー映画。 第二次大戦中、 ヒトラーとその右腕だったゲーリングが、 高価な美術品を次々と「略奪」し、 自らの収集欲と虚栄心を満たしていたこと、 所有者のもとに戻らない、 あるいは行方不明のままの、 作品が未だに多数あること、 などを通じて、 文化や芸術までをも踏みにじった、 ナチスの蛮行を訴えるとともに、 最終的には、 人間と芸術作品との […]

映画「ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿」

2015年イタリアのドキュメンタリー映画。 毎年12月7日に始まる、 スカラ座のシーズン。 その初日に向けた準備の様子を辿りつつ、 アバド、ムーティ、バレンボイム、シャイーといった、 歴代の音楽監督のインタビューや映像、 かつて活躍した歌手たちや、 舞台裏を支える関係者の話を交えながら、 イタリアオペラの総本山ともいえる、 ミラノ・スカラ座の歴史と伝統、 そこに関わる人々のドラマ、 そしてその「重 […]

映画「今日もどこかで馬は生まれる」

JRAの競走馬の場合、 引退後のセカンドライフとしては、 ・繁殖にあがる ・地方競馬に転厩する ・乗馬になる というのがメインだが、 それ以降の、 「消息不明」として扱われるサードライフや、 そもそも上記のセカンドライフにすら、 入れなかった場合については、 いわば「業界のタブー」として、 グレーゾーンとなっていた。 いわば「不要物」となってしまった競走馬が、 どのような末路を辿るのか、 に踏み込 […]

映画「あまくない砂糖の話」

遂にロジャー・ペンローズが物理学賞を受賞した、 今年のノーベル賞。 かつて文学賞を受賞した川端康成による、 「美しい日本の私」 という講演のタイトルは、 「美しい日本」の私、なのか、 美しい「日本の私」なのか、 あるいはその両方なのか、 という問題を孕んでいたわけだが、 大江健三郎による同記念講演のタイトル、 「あいまいな日本の私」 が、そのオマージュであり、 まさにタイトル自身により、 日本語の […]

映画「ヨーヨー・マと旅するシルクロード」

カザルス、フルニエ、シュタルケル、ロストロポーヴィチ、 トルトゥリエ、マイスキー・・・ ピアニストやヴァイオリニストほどではないが、 数多くの名人が揃うチェリストの中で、 ヨーヨー・マは、特に好きでもない、 というか、そのアクの強さと、 おそらくアジア系だという偏見のせいもあって、 苦手なチェリストでもあった。 でもこの映画を観て、僕の評価はガラリと変わった。 言語、文化、民族、宗教、 そして政治 […]

映画「すばらしき映画音楽たち」

映画好き、音楽好き、そして映画音楽好きには、 是非観てほしい作品。 無声音楽のスクリーンの前でオルガンを弾いていた時代から、 オーケストラの時代を経て、電子音楽に至るまで、 映画音楽の歴史を辿りながら、 作曲者、編曲者、プロデューサー、演奏者、 オーケストレーター、ミキサー、エンジニア、 映画音楽に携わるあらゆる分野の人たちのインタヴューをメインに、 映画音楽の素晴らしさを、 とことん語り尽くした […]

「ウォーキング with モンスター ~前恐竜時代 巨大生物の誕生」

カンブリア紀~三畳紀の生物たちの生存競争を描いた、 BBC制作のドキュメンタリー。 とにかくCGのレベルの高さに圧倒される。 前半は(というより地球の歴史そのものが)節足動物中心の話なので、 アノマロカリス、ウミサソリ、巨大ヤスデ(名前忘れた)など、 虫嫌いの人はちょっと目をそむけたくなるような描写もあり、 逆をいえば、それだけCGがリアルに作られている。 節足動物vs魚類、魚類vs両生類、節足動 […]

映画「ピラミッド 5000年の嘘」

新宿の金曜夜だというのに、観客5人。 まぁ、予想通り。 そして内容も、まぁ、予想通り。 ひとつひとつだと興味深い内容もあるのだけれど、 それらを強引につなげて、 「そうなるのかよ!」とツッコミたくなるような結論を導くというのは、 この手のお話のお決まりなんだけど、 もう少しどうにかならないものか。 ピラミッドが実は八面体だったというのは自分も知らなかったし、 とても興味があるし、 ピラミッド自体に […]