雑記

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七夕あれこれ

・天文シミュレータソフト「ステラナビゲータ」。 なかなか買うタイミングがなかったのだけれど、 今年に入ってやって手に入れた。 年代と場所を指定することで星空を再現したり、 惑星や恒星まで疑似移動してみたり、 太陽系を外から眺めてみたり、 およそ天文に関することであれば、何でもできるといっても過言ではない。 都会に住んでいると、星空なんて見ることができないけれど、 七夕の夜ぐらいは・・・とというとき […]

泰階(太階)について

「泰階(太階)」という名の星について調べていたところ、 個人の方のブログに行き着いた。 ありがたいことに、「諸橋大漢和」の説明を引用してくださっている。 「星の名。上・中・下の三階に分れ、 毎階各二星、上階の上星を天子、下星を女主、 中階の上星を諸侯三候、下星を卿大夫、 下階の上星を元士、庶人に象る。 此の星が平かなれば五穀豊饒、天下泰平であるといふ」 六つの星からなる、という点で、 まず思い浮か […]

「太平記」の鎌倉を歩く(その5)

(その4からの続き) 三月ではあるが、まだ日は長くないので、次の目的地へと急ぐことにする。 ※書くのも先を急がなくては、記憶が薄れてしまう。 正午前に「鎌倉五山 本店」で建長饂飩(けんちんうどん)をいただいたきりで、 今まで水分すら摂っていないことに気付き、 とりあえず一休みすることにした。 小町通りにある、「カフェロマーノ」。 飢えと渇きのせいか、自家製のケーキと珈琲がやたらと旨い。 器やコーヒ […]

「太平記」の鎌倉を歩く(その4)

(その3からの続き) 鎌倉宮を後にし、西へと戻る。 若宮大路の一本東の道を南下し、200~300mほど歩くと案内板がある。 次の目的地は、鎌倉幕府最後の執権、北条高時が新田義貞に攻められ自害をした場所、 通称「高時腹切りやぐら」である。 そもそも「太平記」の史跡を歩くということ自体が、 人の死の跡を訪れることだという認識はあったが、 やはり血腥い処が続くな、、、という思いはある。 観光客などほとん […]

「太平記」の鎌倉を歩く(その3)

(その2からの続き) 源氏山からの下りも、化粧坂に劣らぬ”古風な”道。 しかも長い。 ここを抜ければ、鎌倉の中心部に出る。 おそらく義貞軍も通ったであろう。 最後は、一人がやっと通れるぐらいの隙間をくぐると、 寿福寺の裏手の墓地に出た。 黄泉の国の長い暗道を抜けて、この世に戻ってきたイザナキは、 きっとこんなカタルシスを体験したのだろう。 何となく、ホッとした。 そのまま寿 […]

「太平記」の鎌倉を歩く(その2)

(その1からの続き) 化粧坂を登りきると、そこはかつて八幡太郎義家が奥州征伐の祈願をした場所ということで、 源氏山公園と呼ばれている。 源氏嫡流である新田義貞が、ここをベースとして鎌倉を攻めたのも、 縁なきことではあるまい。 思った以上に高台になっているので、 ここから巨福呂坂の合戦の様子が見えたかもしれず、 やはり義貞はここに居て兵を動かしたであろうことは間違いないのではなかろうか。 この源氏山 […]

「太平記」の鎌倉を歩く(その1)

鎌倉には何十回となく訪れているが、 自分の中でストーリーをもって臨んだことは、今までにない。 いま「太平記」を読み進めていくうちに、 鎮魂、といっては大袈裟ではあるが、 あの悲劇の時代に血を流して散っていった人たちの跡を訪れるのも、 その悲劇を追体験する読者としての使命かとも思い、 岩波文庫版の「太平記」を片手に、 あらためて鎌倉を歩いてみることにした。 鎌倉幕府の滅亡を描くのは、「太平記」第十巻 […]

教典と言語について

・「世界三大宗教」とは言うけれど、 仏教が残りの二宗教と比べて、マジョリティになれなかった理由としては、 教典の曖昧さにあると言わざるを得ない。 ・すなわち、キリスト教には聖書があり、イスラム教にはコーランがあるが、 では仏教徒は何を読み、信ずればよいかと言われれば、 これが存在しないのである。 ・これは布教の妨げになったばかりか、 特に我が国においては、国語の発展において重要な問題であった。 ・ […]

年末年始に思うことなど

・ある時期から、「年末感」のようなものが全く感じられないようになっていた。 その理由はいくつかあるが、ひとつはどうもテレビを所有しなくなったことが大きいように思う。 テレビをつければ、クリスマスソングが流れてきたり、晴れ着のタレントが映し出されたり、 良かれ悪しかれ、テレビというメディアによる季節感のコントロールというものが存在するに違いない。 ・テレビのなかった時代であっても、昔の人はふとしたと […]

「生贄 その7」(『今昔物語集』)

7. 老僧はそこまで語ると、 潰れた方の目を、懐かしそうに指で撫で、 やや沈黙があったのち、静かにまた語り始めました。 「なぜ咄嗟に自分の目を抉ってしまったのか、 そのときは理由が分かりませんでしたが、 不思議と、それほど痛みがなかったように覚えています。 そこに目玉がなくとも、涙が溢れてくるのは分かりました。 私は刀を腰に差し、犬丸の残された体の部分をかき集めると、 逃げるようにして山を下り、 […]

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