三味線

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三味線の駒の位置

西洋のヴァイオリン族の弦楽器と違って、 三味線の駒の位置は固定されていない。 が一応、音緒から指の太さ2~3本分あける、というのが目安とされている。 自分が今の三味線を作ってもらったときは、 まだ野外のイベントで弾くことが多かったのと、 イヌの皮の問題(これは根が深い)があれこれ気になっていたのとで、 本皮に限りなく近い音色が出せる合皮を張ることにした。 合皮だからそれほど劣化することはないだろう […]

My三味線レパートリー

ここらで、自分の三味線レパートリー(巧拙はともかく、咄嗟に弾けと言われて弾ける曲)をまとめてみることにした。 ※楽器は津軽だが、津軽以外の曲もアリ。 ●本調子 ・気仙坂 ・十三の砂山 ・こきりこ節 ・津軽盆唄 ・ワイハ節 ・沢内甚句 (以上はメドレー形式) ・盤渉調 ・秋田荷方節 ●二上り ・津軽あいや節1(古調) ・十三の砂山 ・久保田節 ・津軽がんにん節 ・磯浜盆唄 ・りんご節 ・津軽あいや節 […]

三味線消音法

夜遅くに三味線を弾きたいけれども、隣近所が気になって・・・ という人は多いはず。 我が家も23時までは楽器OKなのだが、 どうしてもそれ以降も弾きたいときがある。 そうしたときに、オススメしたい消音法のご紹介。 ただこの方法は、単独だとあまり意味がなく、 忍び駒やこぱ式忍び駒と一緒に用いると効果的な、補助的な方法だと思っていただきたい。 至極カンタンで、下の写真のように、上駒の下の部分にゴムのシー […]

NEW撥

  津軽三味線の新しい撥が届いた。 今回は、初めてのオーダーメイドで、 価格も当然、今までの中で一番高い。 といっても、西洋楽器と比べると、相場感は、 数分の1から10分の1ぐらいで、 これは、そもそも三味線は消耗品であるという前提がある。 ひっきりなしに糸は切れるわ、皮は破れるわ、 棹がすり減ったら削らなくてはならないわ、 「もったいない」思想からくる消耗品文化で、 ある意味、西洋家屋 […]

三味線のパラメータ

ここ半年ぐらい、自分の三味線の音、というかつまりは弾き方について納得がゆかず、 毎日練習しながら、あれこれと試行錯誤していたのだけれど、 今日、ようやく見つけた気がする。 至極単純なことで、 とあるひとつのパラメータの値がズレていたということ。 楽器の演奏というのは、すべてのパラメータが連動してバランスを形成するから、 ひとつがズレると、それが大きな崩れにつながってくる。 (ゴルフとか野球のスウィ […]

懲りずに(笑)秋田荷方節

少し前に、右手の力を極力抜いて、粒を揃えて弾く、みたいなことを書いた気がするのだけれど、 ちょっと色々と不満が出てまいりまして。 力が入っていないために、不安定になりやすいのと、何といっても音量不足! そこで、困ったときは譜面に戻れ、ということなのですが、 あらためて見直すまでもなく、この曲のポイントは「押し撥」なわけです。 「押し撥」は「押し撥」で弾かねばならないとともに、 「押し撥」にすること […]

秋田荷方節の奏法メモ

もう何か月も、一進一退を繰り返しているけど、 今度こそ掴めた気もするので、メモメモ。 —————————– ・右手は脱力状態で、撥の重みで弾くイメージ。 ・特に親指に力が入って、上から押さえつける感じになるとアウト。 ・一音目(二の糸)の押し撥から、二音目(三の糸)への移動は、 […]

かまえ

すごく今更なんだけど、 楽器を弾くにあたって、「かまえ」は肝心なんだな、と。 昔、格闘技をやってたときも思ったのだけれど、 「かまえ」というのは、すなわち、余計な力が入らない姿勢のこと。 何事も、力を入れることよりも、力を抜くことの方が難しい。 そして、力を抜くことで、動きがスムーズになる。 その準備としての、「かまえ」。

「三味線音楽の音高理論」(大塚 拜子)

  あくまでも「三味線奏者」による理論書という点で、 他の同類書とは一線を画している。 単純に、譜面や耳で聴いた音から理論を組み立てるのではなく、 弾き手がどのような音を弾こうとしているのか、また、なぜそのような指使いをするのか、 という視点での論の展開は、 内容の正否はともかく、斬新で興味深いものだった。 特に長唄と義太夫の三味線を比較することで、 「弾き手が意図した音」と「実際に出さ […]

「三味線の知識・邦楽発声法」(富士松 亀三郎)

  そもそも諸悪の根源は家元制にあるのだろうし、 もちろん、すべてのお師匠さんに当てはまるわけではないのだが、 邦楽の稽古というものは、洋楽のような理論・体系を以って行われることが少ない。 とにかく「カン」と「経験」がモノをいう世界のように、 なってしまっている。 「習うより慣れよ」が悪いとは思わないが、 理論を知った上で慣れるのと、そうでないのとでは、 習得の効率に大きな差があることは […]

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