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芸術とは何かについての実験的アプローチ

「アキレスと亀」「競技場」などで有名な「ゼノンのパラドックス」の1つに、「飛んでる矢は(実は)止まっている」というのがある。 その知名度とは裏腹に、数学的には厄介な問題を含んでいるのだけれども、「動的なものに(仮に)絶対静止を与える」という見方をしたという意味で、このパラドックスの示唆するところは、実に多い。 芸術はどこから派生したか、というテーマについて端的に述べることはとてもできないけれども、 […]

「死の勝利」(ダヌンツィオ)

小説というものが極端に少ない僕の本棚の中で、貴重な作品。 森田草平の『煤煙』に影響を与えた作品として有名で、 コテコテの浪漫主義というか、ワーグナーの心酔者が小説を書けば、間違いなくこんなんになる、という見本のような作品。 経済的には何不自由なく、恋人にも恵まれている青年が、なぜか「死にたい」という願望にとらわれ、 最後は恋人とともに無理矢理心中してしまうというのがこの話。 もし同じテーマで小説を […]

「美術館の政治学」(暮沢剛巳)

朝日新聞社に勤めていた、昔の彼女が置いていった本だけれども、エラく難しい本で、僕が理解できるレベルを遥かに超えている。 つまりは、作品(ソフト)という視点ではなく、ひたすら箱(ハード)の面から、美術館に迫ろうという著作。 でもタイトルの通り、ホントに「政治」っぽい内容で、ごめんなさい、この本の内容はほとんど理解できていないです。 ただ僕の本棚の中で、妙に存在感を主張しているので、敢えてここで紹介し […]

映画「NINE」

懲りずに映画です。 あ、予告しておきますが、次回はまた酒です。あしからず。 恥ずかしながら、「8 1/2」は観ていないのだけれども、フェデリコ・フェリーニが元ネタであるということで、 何となくこの作品に対するイメージはできていた。 だから、メディアによるこの映画の取り上げ方は、「ちょっと違うんじゃないかな・・・」と思っていたし、 「意外とつまらなかった」という周りの感想を聞くたびに、納得してしまう […]

酒

白州 -バーボンバレル-

「エンタメっちゅうても、映画と酒だけやないけ!」と、(なぜか)関西弁でツッコまれるのを怯えながら。 まぁ、そう焦らないでください。徐々に出てきますから。有象無象が。ニョキニョキと。 ということで、今日は(相変わらず)世界一ウマいシングルモルトのお話。 「世界一」といっても、酒の好き嫌いほど個人差が歓迎される分野はないので、あくまでも僕の基準です。あしからず。 まず間違いなく、「白州」はシングルモル […]

「宇宙を支配する6つの数」(マーティン・リース)

自分の本棚を一冊ずつ紹介するペースよりも、新しい本を読むペースの方が早くて、途方に暮れているわけです。実は。 そんな愚痴はさておき、例えば重力加速度gや、光速度cの値が少しでも違っていたら、宇宙はどうなっていただろうか。 間違いなく、我々人類は生まれていなかっただろう。 しかしそれでも、そんな環境下で生物が誕生する可能性は否定できない(どの値がどれぐらい違っていたかにもよるが)。 そうしたらその生 […]

ホロヴィッツといえば

ホロヴィッツといえば、僕の中ではショパンでもリストでもラフマニノフでもなく、 やはり彼自身が作曲した、「カルメン変奏曲」。 名ピアニスト、ホロヴィッツの十八番中の十八番である。 何かのインタビューで、「あなたはピアニストにならなければ、何になっていましたか?」との質問をされ、 「作曲家だ」と即答していたのを記憶している。 残念ながら、彼の作った曲がどれぐらいあるのか分からないが、 ともかくもこの「 […]

  • 2010.03.24
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映画「アバター」

映画の話になると、必ずといっていいほど、「アバター見た?」となるので、 遅ればせながらアバター体験しましたよ・・・、深夜にひっそりと一人で・・・。 イイ役者のイイ演技というものは、お金を出しても手に入れられないけれど、 こういう映画は、金と時間さえあれば、作れる。 その意味では、映画というより、ゲームかな・・・。 通常は何日もかけてクリアするRPGを、3時間に凝縮しました、という感じ。 あるいは、 […]

「没後400年 特別展 長谷川等伯」(@東京国立博物館)

約1か月しか開催期間がないのだが、仕事に忙殺されてついつい行くことができず、 ようやく行ってみたら入場するだけで「80分待ち」(!)ということで、その日は後に予定があったから断念。 数日後に、待つことを覚悟で再チャレンジしてみたら、今度は「50分待ち」。 まぁ、前回よりかはマシか、と諦めて待つことにした。 大概の人の目当ては国宝の2点、「松林図屏風」か「松に秋草図屏風」なんだろうけれど、僕の目的は […]

酒

STARKA -スタルカ-

もし僕が「酒好き」に含まれるのだとしたら、その原因はこの酒にある。 別名「皇帝のウォッカ」(「スタルカ」とは「古いウォッカ」の意味)と呼ばれるこの酒に、 初めて出会ったのは今から10年前ぐらいだろうか。 よく行くBARにおいてあり、毎回注文していた記憶がある。 味はというと、リンゴなどの果実を発酵させたものも含まれており、 コニャックを目指したものであることは、一目(味)瞭然。 度数も40度しかな […]

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