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「『科学の謎』未解決ファイル」(日本博学倶楽部)

たまには、こういうライトな本も。 タイトルからするとどうも胡散臭いカンジだが、中身は割とまともだった。 量子科学・天体物理学・生物学・進化学などにおける「まだ正解が得られていない」テーマについて紹介するもので、 これらに無理やりに結論を与えようとすると、極めて難解な書物になるかトンデモ科学本になるか、どちらかである。 しかしこの本では、諸テーマに対して推論レベルでさえも結論を与えず、サラッと紹介す […]

  • 2010.05.03
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映画「第9地区」

あえて南アフリカを舞台とすることで、宇宙人差別とアパルトヘイトの問題をオーバーラップさせようという意図は見え見えなわけだけれども、それも最初のうちだけ。 やがてドタバタのエイリアン映画になる。 もし本気でそんなテーマで撮ったなら、それはそれで面白いとは思うが、そこはいわゆる「B級映画」。 単なるSFとして観れば、別に腹を立てることもないし、勿論関心するところもないので、難しいことを考えずに観るべし […]

「『理科』で歴史を読みなおす」(伊達宗行)

モノを知ることの楽しみには、大きく分けて2つある。 1つは、物事の知識を深め、そのことについてより多くを知り得たとき。 そしてもう1つは、今まで無関係に見えた事柄が、実はつながっていたというのを知ったとき。 これは、友人との間に、共通の知人がいることを初めて知ったときの驚きに似ている。 この2つを「ほどほどに」「バランス良く」楽しませてくれるのが、この本だ。 「歴史」というのは文字で書かれているこ […]

グスタフ・マーラー『ピアノ四重奏曲』

マーラーと言えば、やはりシンフォニーが有名だが、「ピアノ協奏曲」(第1楽章のみ現存)があるなんて、恥ずかしながら知らなかった。 その存在を知ったのは、映画「シャッター・アイランド」を観てのこと。 精神科医の邸を訪れたディカプリオ扮する主人公一行。 その場面でレコードで流れていて、その後も頻繁に使われるのが、この曲だ。 主人公の相方が、「これはブラームス?」と言うと、主人公がすかさず「いや、これはマ […]

映画「シャッターアイランド」

スコセッシ監督のことは、今更語るほどのことはないのだけれども、 どうやら相当、ディカプリオ贔屓らしい。 沈没船と共に沈んだまま、役者として浮かび上がることなく苦悶していた彼を、 「ギャング・オブ・ニューヨーク」で抜擢して以来、「ディパーテッド」に続き、 3作目のレオ様(死語)起用である。 「ディパーテッド」が強烈に面白かったので、再度、スコセッシ×ディカプリオならば、見ないわけにはいかない。 とい […]

「普通のデザイン―日常に宿る美のかたち」(内田繁)

すなわちハードとしての空間(=ウツ)がまずあり、それ自身が形を変えたり(=ウツロヒ)、 中身としてのソフトが詰まることによって、具現化(=ウツツ)するという、日本文化について語る上では欠かせない 事柄の再確認から出発し、だからこそ現代のデザインはこうあるべきだ、と論を進ませる。 良い喩えではないかもしれないが、久々に大学で授業を受けたような、 なんか襟を正して接しなければならない、というような気持 […]

「デザインのへそ―デザインの基礎体力を上げる50の仕事術」(矢野りん)

面白い本はどこに転がっているか分からない。 だから本屋通いはやめられない。 この本も最初に手にとったときは、ポップすぎるイラストのために、 うっ、、と思ってしまったものだが、そのイラストやライトな語り口とは裏腹に、内容はかなり濃い。 つまり、著者側の作戦にまんまとハマってしまった形だけれども、それはそれでキモチイイのも、本を読む楽しみ の1つでもある。 一言で「デザイン」といっても、そこにはプロダ […]

「マネとモダン・パリ展」(@三菱一号館美術館)

ゲームやパソコンに限らず、芸術においても「ハードとソフトの問題」というのは、しつこく付き纏う。 この際、「三菱一号館美術館」というセンスの欠片もないネーミングには、百歩譲って目を瞑るとしよう。 しかしその、「ハードとしての美術館」のヒドさと言ったら、堪らない。 チケットを買って、いきなり狭いエレベータでアッパーフロアに移動させられ、移動したらしたで、狭い通路と人ゴミがそこには待っている。 やっと広 […]

「怪しい科学の見抜きかた」(ロバート・アーリック)

「ゲイは遺伝か?」「ニセ薬で病気は治せるか?」 といった、科学というよりも迷信に近いテーマを 8つ挙げて、 先入観なしに、著者曰く「公平な視点で」その真偽のほどを 検証してみようという内容。 正直、あまりどうでもよいテーマも多かったのだけれども、 第6章「地球温暖化は本当に心配すべきなのか」における、 「地球が温暖化するのが仮に事実だとしても、 温暖化によるメリットはないのか? あるとすれば、それ […]

Erykah Badu『NEW AMERYKAH Part Two』

僕が20代前半の頃、「エリカ様」といえば、このエリカ・バドゥ。 思えばローリン・ヒルとか、”本格的”女性R&Bが盛り上がりを見せ始めていた時期で、 そんな中でも、エリカ・バドゥはひと際個性的だった。 まぁひと言でいえば、シブい、のである。 いわゆるイマドキのR&Bではなく、もっとtrivalというか、funkなというか、 あの独特の声で繰り広げられるのは、ま […]

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