科学一般

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「科学が解いた!? 世界の謎と不思議の事件ファイル」(北山 哲)

たまにこういう、junkyな本が読みたくなる。 新刊なので、目新しいネタがあるかと思ったけれど、 取り上げられているラインナップは、 昔ながらのというか、オカルト界の常連たち。 稀に最近の研究(?)結果が挿し込まれている程度で、 内容的にも、予想通りで特筆すべきはなし。 ただなんだろう、 ふと子供の頃のお菓子とかを食べたくなるのと一緒で、 ついつい覗いてみたくなってしまうジャンルでもある。

「ヤバンな科学」(池内 了)

  なぜこんなヘンテコなタイトルなのかは謎だが、 科学者による科学エッセイ集。 特に、環境やエネルギーの問題については、 その重要性や課題を何度も丁寧に論じており、 そしてそれらが書かれた時期が、 「あの」原発事故の前であることに驚かされる。 あのような問題が発生することは、 この著者のような、一部の学者からは警告がなされており、 それらの警告に真摯に耳を傾けなかったことにより、 取り返 […]

「ミュオグラフィ」(田中 宏幸 大城 道則)

  ピラミッド云々、という副題を見ると、 なんだかオカルト関連の本っぽく感じるけれど、 マジメな科学の本である。 光子(フォトン)が描く像を「フォトグラフィ」と呼ぶのと同様、 ミュオンが描く像のことを「ミュオグラフィ」という。 ミュオンは、宇宙から降り注ぐ宇宙線が、 地球の大気に触れる際に生じる素粒子であり、 我々の体も、一日に何百万というミュオンが通過している。 ただ、ミュオンは物体の […]

「物理2600年の歴史を変えた51のスケッチ」(ドン・S・レモンズ)

    天才たちの手によるスケッチを検証し、 そこに潜む物理の法則について解説する本かと思ったら、 どうやら違った。 確かに、中には実際に科学者が描いたスケッチの紹介はあるが、 大部分は物理の法則を、 著者自身がイラストで説明しようとしているもので、 しかもイラストへの依存度が10%ぐらい、 要するに、単にさまざまな物理法則を解説している本と、 それほど違いはない。 なので目新 […]

「空間の謎・時間の謎」(内井 惣七)

  物理を数式を使わずに語ると、 こんな風に哲学めいてきますよ、という見本のような本。 僕みたいな、おいしい所を齧っただけの物理素人には、 ニュートン力学や相対性理論はかろうじて理解できるけど、 その間を埋める、ライプニッツの思想とか、 マッハ流の関係力学となると、なかなか理解に苦しんだ。 ただ、著者自らも認めているとおり、 量子力学への言及がやや少なかったのと、 「時間の謎」とタイトル […]

「博物誌」(プリニウス)

  僕がプリニウスの「博物誌」を知ったのは、 世界史の授業よりも、澁澤龍彦の「私のプリニウス」のためだった。 以来、この古代ローマの叡智である、 全37巻におよぶ百科事典を、いつか読まねばと思ったまま時は過ぎ、 30年ほど経って、 雄山閣から3巻本で出ているのを古本屋で知ったのをきっかけに、 夏のボーナスで思い切って買ってみた。 驚いたことには、「早稲田大学文学部図書」というスタンプと、 […]

「眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎」(ダニエル・T・マックス)

  18世紀以来、あるヴェネツィアの一族を苦しめてきた、 「致死性家族性不眠症」(FFI)をめぐる、医学ミステリー。 その一族では、中年になると、 全く眠れなくなり、強烈な疲労感の中で死亡するという、 未だに治療不可能な奇病が、高確率で発生する。 こう書くと、まるでホラー小説のようだが、 これはメディカル・ドキュメンタリーであり、 すべてが実話である。 FFIと平行して、 18世紀のヨー […]

「図説 科学史入門」(橋本 毅彦)

  図版をベースに科学史を語るという、魅力的な内容。 しかも語られる科学史は、 天文/気象/地質/動物・植物/人体/生命科学/分子・原子・素粒子 の7分野に明確に分けられていて読み易い。 どこかで目にした図を見て、 あらためてこういう意義があったのかと分かったり、 初めて目にするものでも、新鮮な驚きがあったりする。 人間が視覚に頼る生き物だということは言うに及ばず、 科学における「見る」 […]

「シンギュラリティは近い」(レイ・カーツワイル)

  今から10年以上前の大著『ポスト・ヒューマン誕生』のエッセンス版。 「シンギュラリティ(singularity)」とは、 「技術的特異点」と訳されているが、要するに、 コンピューター技術が進歩を遂げて、 人間の脳と同等以上の性能となる日のことで、 筆者はそれを2045年と定めている。 人間のソフトウェアとしての脳を、 自由にアップロード、ダウンロードできるようになり、 ハードウェアと […]

「WHAT IF?(ホワット・イフ?)」(ランドール・マンロー)

  一見荒唐無稽に思える、「もしこうしたら、どうなる?」という疑問に対し、 科学的根拠に基づいた回答を与える、という内容。 ・光速の90%の速さのボールを打とうとしたらどうなるか? ・地球上のすべての人が同時にジャンプし、同時に着地するとどうなるか? ・原子力潜水艦を宇宙に上げたら、いつまでもつか? ・レゴで作った、ロンドン=ニューヨーク間の橋を車で渡ることは可能か? などなど、興味深い […]

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