音楽関連

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映画「オーケストラ!」

2009年のフランス映画。 昔ながらのヨーロッパ喜劇、 といった感じで、 深さには欠けるけれども、 素直に楽しめる。 主人公のアンドレイは、 30年前に政治的な理由により、 「ボリショイ管弦楽団」の指揮者をクビになり、 今は劇場の清掃員となっていた。 ある日、支配人の部屋に届いた、 パリでのコンサート招聘のFAXを盗み見て、 大博打に出ることを思い付く。 それは、昔の仲間を集めて、 「ボリショイ管 […]

「新版ソアレスのピアノ講座 バッハ演奏ハンドブック」(クラウディオ・ソアレス)

「ハンドブック」というと、 常にピアノの横に置いて、 練習しながら参照する、 というイメージがあるが、 この本はそれよりも、 「ミニ解説書」というイメージに近い。 前半は、バッハの時代の、 楽曲や演奏法の特徴を、 後半は、バッハの鍵盤曲、 具体的には、 『インヴェンションとシンフォニア』 『平均律クラヴィーア曲集』 『舞曲集・その他』 について、 曲の解釈と演奏法のヒントを、 それぞれ述べている。 […]

映画「ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿」

2015年イタリアのドキュメンタリー映画。 毎年12月7日に始まる、 スカラ座のシーズン。 その初日に向けた準備の様子を辿りつつ、 アバド、ムーティ、バレンボイム、シャイーといった、 歴代の音楽監督のインタビューや映像、 かつて活躍した歌手たちや、 舞台裏を支える関係者の話を交えながら、 イタリアオペラの総本山ともいえる、 ミラノ・スカラ座の歴史と伝統、 そこに関わる人々のドラマ、 そしてその「重 […]

「フーガ」(マルセル・ビッチ/ジャン・ボンフィス)

新書という量的な制限がある中で、 これだけ明快に、かつ深く、 フーガに迫った書は、貴重。 そもそも対位法とは? の説明から入り、 バッハ以前のフーガ、 そしてバッハのフーガの詳細、 バッハ以後のフーガの紹介を経て、 フーガとは何か、で締め括るという、 シンプルな構成ながら、 譜例も豊富で説明も分かりやすく、 フーガ入門書としては、 申し分ないだろう。 特に印象的だったのは、 孤高の音楽学者として、 […]

「フーガ書法:パリ音楽院の方式による」(山口 博史)

人類が生み出した音楽形式の中で、 最も美しく、かつ精緻であるものは、 フーガではないだろうか。 日々そのように思いつつ、 また、毎日フーガを弾きながら、 でも自分はフーガの「精緻」な部分、 つまりその構成理論を知らないことを引け目に感じ、 ここはひとつフーガを勉強しようじゃないかと、 数少ない日本語の書籍のひとつである本書を、 取り寄せてみた。 結論としては、よく分からないw 内容があまりにも、 […]

「バッハと対位法の美学」(松原 薫)

バッハは言うまでもなく、 「対位法の大家」と見做されているが、 主に18世紀から19世紀初頭にかけて、 対位法観はどのように変化したのか、 そしてその中で「バッハ作曲技法の正典化」が、 どのようにして生じたのか、 について論じた本。 どちらかといえば学術論文っぽく、 けっして気軽に読める本ではないので、 要注意かも。 18世紀の批評家・音楽家6人(ハイニヒェン、マッテゾン、マールプルク、キルンベル […]

「成功する音楽家の新習慣 ~練習・本番・身体の戦略的ガイド~ 」(ジェラルド・クリックスタイン)

プロの演奏家を目指す音大生のための参考書、 といった感じかな。 とにかく演奏についてのあれこれが細かく書かれていて、 練習の仕方から、本番の心構え、体のケアに至るまで、 特に、レジェンド級の演奏家たちの格言も多く紹介されているので、 僕みたいなアマチュアの愛好家であっても、 楽器を弾く人は読んで損はないだろう。 どちらかといえば、 テクニックよりも、気持ちの持ち方に重点を置いた内容になっている。 […]

映画「ヨーヨー・マと旅するシルクロード」

カザルス、フルニエ、シュタルケル、ロストロポーヴィチ、 トルトゥリエ、マイスキー・・・ ピアニストやヴァイオリニストほどではないが、 数多くの名人が揃うチェリストの中で、 ヨーヨー・マは、特に好きでもない、 というか、そのアクの強さと、 おそらくアジア系だという偏見のせいもあって、 苦手なチェリストでもあった。 でもこの映画を観て、僕の評価はガラリと変わった。 言語、文化、民族、宗教、 そして政治 […]

映画「すばらしき映画音楽たち」

映画好き、音楽好き、そして映画音楽好きには、 是非観てほしい作品。 無声音楽のスクリーンの前でオルガンを弾いていた時代から、 オーケストラの時代を経て、電子音楽に至るまで、 映画音楽の歴史を辿りながら、 作曲者、編曲者、プロデューサー、演奏者、 オーケストレーター、ミキサー、エンジニア、 映画音楽に携わるあらゆる分野の人たちのインタヴューをメインに、 映画音楽の素晴らしさを、 とことん語り尽くした […]

「バッハ」(吉田 秀和)

バッハ関連のものだけを集めた、 吉田秀和の音楽評論集。 僕のバッハ好きも、常々このブログで書いている通りだが、 ただ僕の場合は、バッハを「弾く」のが好きなわけで、 「聴く」方は、実はそれほどでもない。 というかここ最近は、 もう以前のようにじっくりと音楽を聴くという習慣がなく、 そういう意味では、この本のように、 専門家が、色々な曲やその演奏について、 あれやこれやと語ってくれるのは、非常に参考に […]

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