音楽関連

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映画「すばらしき映画音楽たち」

映画好き、音楽好き、そして映画音楽好きには、 是非観てほしい作品。 無声音楽のスクリーンの前でオルガンを弾いていた時代から、 オーケストラの時代を経て、電子音楽に至るまで、 映画音楽の歴史を辿りながら、 作曲者、編曲者、プロデューサー、演奏者、 オーケストレーター、ミキサー、エンジニア、 映画音楽に携わるあらゆる分野の人たちのインタヴューをメインに、 映画音楽の素晴らしさを、 とことん語り尽くした […]

「バッハ」(吉田 秀和)

バッハ関連のものだけを集めた、 吉田秀和の音楽評論集。 僕のバッハ好きも、常々このブログで書いている通りだが、 ただ僕の場合は、バッハを「弾く」のが好きなわけで、 「聴く」方は、実はそれほどでもない。 というかここ最近は、 もう以前のようにじっくりと音楽を聴くという習慣がなく、 そういう意味では、この本のように、 専門家が、色々な曲やその演奏について、 あれやこれやと語ってくれるのは、非常に参考に […]

「1冊でわかるポケット教養シリーズ 楽譜をまるごと読み解く本」(西村 理/沼口 隆/沼野 雄司/松村 洋一郎/安田 和信 著)

主にクラシック音楽の楽譜の成り立ちや読み方、 作曲家ごとの特徴などのあれこれを、 平易に解説した本。 僕みたいに子供の頃から楽器をやっていて、 早くから楽譜を読める人というのは、 音大にでも行ったのでなければ、 楽器を弾くだけで事足りるので、 実はそれほど楽譜に詳しいというわけではない。 なので、あらためてこういう本を読んでみると、 成程、と思える箇所も少なくない。 ただ、全く楽譜が読めない人がこ […]

「二十世紀の音楽」(吉田 秀和)

  1957年に初版だから、もう60年も前の本になる。 なので、その当時に「現在」といっている音楽事情と、 「2018年現在」の音楽事情は全くといっていいほど異なってはいるが、 今読んでも十分に通用する本ではある。 20世紀の音楽(厳密には、20世紀の「クラシック音楽」)といっても、 ウェーベルンとプロコフィエフを比べれば分かるように、 形式も内容も、まるでバラバラである。 それを、 「 […]

「スフィンクスの嘆きーバッハの生涯と作品」(三宅 幸夫)

  ピアノもチェロも、毎日毎日バッハを弾いているのに、 実は自分はこの作曲家のことをあまり知らないことに気付いたので、 何か本を読んでみようと思った。 タイトルの「スフィンクスの嘆き」とは、 ワーグナーがバッハの『平均律第1巻』の嬰ハ短調のフーガを評した、 「スフィンクスの、あるいは消えゆく神々の、 あるいは人間が誕生する以前の、自然の優しい嘆き」 から引用したものらしい。 本の内容は大 […]

映画「クロスロード」

  30年前のアメリカ映画。 ジュリアード音楽院で学ぶ、クラシックギターの優等生が、 ブルースに憧れ、聖地を訪れるために旅する物語。 正直、途中のストーリーは雑。 恋愛事情があったり、事件に巻き込まれたり、 もちろんギターを弾いたりするわけだけど、 高校の文化祭レベルの出来で、とても褒められたものではない。 見所は最後のギターバトルなのだが、 主人公の相手は、どうやら実際にかなり有名なギ […]

「ドイツ音楽歳時記―民謡とバッハのカンタータで綴る」(樋口 隆一)

  謝肉祭や復活祭、クリスマスといった、 キリスト教的な記念日・行事が、 ドイツではどのようにとらえられ、 そしてそれがいかなる形で民謡に表現されているか、 さらにはそのエッセンスが、 バッハのカンタータやコラールにどのように取り込まれているのか、を綴った本。 紹介されているほぼすべてが、バッハ、 しかもごく限られたジャンルの声楽作品なので、 タイトルの「ドイツ音楽歳時記」というのはさす […]

「ドビュッシーはワインを美味にするか? 音楽の心理学」(ジョン・パウエル)

  『響きの科学』で、 すっかりその面白さに魅了されてしまった、 ジョン・パウエルの最新作。 今回も前作同様、 音楽を科学することの楽しさと、 著者の軽妙な語り口とで、 一気に読めてしまうオススメの出来映えとなっている。 音楽をやっている人は分かると思うけれども、 時折言葉で説明しずらい、 非常に微妙で繊細な演奏上の問題に直面することがよくある。 それを「感性」とか「表現力」といった曖昧 […]

「楽器産業」(檜山 陸郎)

  音楽に関する本というのは、 とかく感傷的・主観的になりがちなのだけれど、 この本のように、数字をベースにクールに語られる音楽も悪くない。 当たり前のことだが、 楽器なしでは音楽は成り立たず、 では楽器はどうやって生まれるのかといえば、 木の葉や竹で笛を作る時代はとうにすぎ、 今や立派な「産業」として、音楽を支えているのである。 であれば、ましてや僕のような音楽をする人間であれば、 そ […]

「ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム」(古屋 晋一)

  一見、科学的でないと思われるものを、 科学的に考察する、というのは割とお気に入りのテーマ。 ましてやピアノがネタとなれば、すぐにでも読みたかったのだけれど、 古本屋で見かけたときに高くて手が出せなかったので、 カードの引き落としを待ってようやく買ってみた。 ※注:「高い」といっても、あくまでも古本の中では、、 という意味で、それでも、まぁラーメン2杯分ぐらい。 ピアニストの脳や筋肉は […]

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