科学

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「適者生存」について思うこと

「適者生存」というのは、 いうまでもなくダーウィンの「進化論」の核をなす考え方であるが、 それについての、いくつかの思うことを。 ・「適者が生存する」のではなく、「生存したのが適者だった」ということ。 進化論というのは、その名称とは裏腹に、 未来ではなく過去の遺物(化石)をベースに成り立っているものであり、 要するに、結果論なのである。 だから、現時点において、これこれの動物は生き残るだろう、とい […]

フィラエはどこへ行った?

昨年末の、ESA(欧州宇宙機関)による彗星探査機フィラエのチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星への着陸は、 ここ最近のニュースの中でも、最もエキサイティングなもののひとつだったのだけれど、 はっきり言って、あの着陸は失敗だったのだと思う。 当然、ESAとしては「失敗だった」なんて言えないから、 フィラエはすぐにスリープモードに入り、2015年の2~3月には太陽光充電が行われ再起動する、 と説明していたん […]

天文用語あれこれ

天文関連の用語は、中国からの輸入が多いせいなのか、 漢字一文字で表されるものが、結構ある。 大学受験のときは、それぞれのメカニズムについてはもちろんだけれど、 「何でこんな字を使うんだ??」と理解に苦しみながら覚えた記憶がある。 特に科学用語の場合、漢字で書かれると難解なものでも、 英語に直すとすんなり理解できるものが多いので、 ちょっと調べてみることにした。 ●「合」 「合(ごう)」とは、地球か […]

ホログラフィック宇宙論

この宇宙の根源をなす「4つの力」のうち、 重力だけが、統一できる理論が未だに発見されないというのは、 科学がまだそのレベルに追いついていないせいなのか、 それとも、重力は残りの3つの力とは異質なのであり、 そもそも統一できるはずのないものなのか。 アインシュタインが「一般相対性理論」にて、 重力とは時空の歪みであると論じたことは、 すなわち、重力とは通常の「力」ではないということであり、 やはり統 […]

暗い地球と青い火星

我々の感覚というものは、錯覚を起こすようにできている。 感覚器官から入ってきた情報を処理する脳に、 あらかじめバイアスがかかっているためである。 しかも、我々が直接知覚したものではなく、 他人の手の入った何らかの媒体によって情報を得るような場合、 我々の脳を騙すのは、いとも容易になる。 例えば、この写真。 気象庁のホームページに載せられている、 最近、衛星「ひまわり」が撮影した地球の画像である。 […]

惑星配列は地震の原因となり得るか

最近、どこかの本か雑誌で、 「2011年の東日本大震災のとき、惑星が特殊な配列をしていた。 過去の大地震についても調べてみると、惑星が特殊な配列をしており、 惑星の重力が原因で、地球上の地震が起きているに違いない。」 というような内容を目にした。 そういえば、1999年のノストラなんちゃらのときも、 惑星が十字に並ぶので、その影響で地球に災害が起こるのでは?とか言われていたような。 ヒマなので強烈 […]

宇宙ミュージアム「TENQ」

まぁ確かに、床に掘られた円形のスクリーンを覗き込むタイプのプラネタリウムもどきとか、 技術を駆使した3D映像とか、 アイデアやプレゼンテーションは良いのだけれど、 如何せん、内容がない・・・。 うわぁキレイ!とか、映像がすごい!とかで、1800円はなキツイな。 ゲストの大多数だった、若いカップルとか親子連れにはいいのかもしれないけれど、 宇宙好きの40のおっさんがひとりで観た感想としては、 正直ガ […]

「太古の哺乳類展」(国立科学博物館)

恐竜や翼竜などの爬虫類と違って、 特に中生代の哺乳類は地味な存在だったので、 展示の仕方に工夫がなければ、退屈な内容になることはあらかじめ予想はしていたが、 まさに予想が的中。 僕のようなモノ好きが、解説を読みながらフムフムと進む分にはよいが、 メインターゲットであるはずのイマドキ小学生にとっては、 絶対に刺激不足だったと思うし、 常設展込みでも、1600円はたけーよ、というのが正直な感想。 実際 […]

宇宙レベルの知性

文明の発達を、エネルギーの利用という観点から眺めると、 次のようになるのではないだろうか。 ————————– 第一段階:狩猟・採集の時代 ヒトは他の動物たちと同様、食物連鎖の真っただ中にいて、 自然のエネルギーをそのまま享受・消費していた。 第二段階:農耕・牧畜の時代 効率よく生き延びるた […]

遺伝子ドライブ

外来種を駆除するための「遺伝子ドライブ」という技術が、最近発表されたようだ。 従来の殺虫剤では、動物側が次第に耐性をつけることが問題であったが、 「遺伝子ドライブ」では、動物の遺伝子を直接改変することで、繁殖力を奪うというもの。 正直、このニュースを読んだとき、「恐ろしい」と思った。 そう思った理由は2つ。 1つめは、生物の遺伝子を操作して、絶滅させる方向に導くというのは、 さすがにやり過ぎだろう […]

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