協奏曲

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ベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲」

朝、マンションの上の人が廊下を「コツ、コツ、コツ、コツ」と歩く音を聞いて、 条件反射的に、ティンパニのソロに導かれる冒頭の第一主題の木管のハーモニーが蘇ってきた。 ヴァイオリン協奏曲には、名曲と呼ばれるものが多いけれども、 個人的には、ベートーヴェンのこの曲がズバ抜けている。 チェロ・ソナタに傑作を残したベートーヴェンが、 チェロ・コンチェルトを書かなかったのは残念だけれども、 その分もこの曲が補 […]

トルシェツキー「ティンパニ協奏曲」

ティンパニ協奏曲って、あまり聴き慣れないけれど、実は何人かの作曲家が作っている。 その中で、このトルシェツキーは驚くなかれ、モーツァルトよりも先輩の、 バリバリ古典派の作曲家である。なんと斬新な。 千葉大のオケによる、日本初演らしい。 ただ、曲は想像していた以上にヒドい。 主役であるティンパニのパートは、ほぼすべて他の楽器が同じメロディを重ねているし、 唯一独奏といえるのは、カデンツァぐらい。 オ […]

Schumann Piano Concerto

18歳までの間に、僕が一番聴いたのは、この曲だと思う。 シューマンって、知名度の割に退屈な作曲家なのだけれど、 この曲は、渾身の傑作。 youtubeでもなかなか聴きたい演奏がなかったのだが、見つけた。 1942年、ベルリン。 フルトヴェングラー×ギーゼギング。 ナチの学芸会のような面子で、普段なら見向きもしないが、 この曲なら面白いかも、、と思って視聴。 うん、面白い。 圧巻は第2楽章。 弦の斉 […]

Rubinstein plays Saint-seans

大好きなルビンシュタインの動画がないかな、 と探していたら、かなり鮮明なのを発見。 かなりキレキレな演奏で、ファンとしては嬉しいのだけれど、 如何せん、曲がヒドイ!!!! ピアノ・コンチェルトとしての完成度では、 個人的には、ショパン以下。 サン・サーンス先生。。

「ワルシャワ協奏曲」

冒頭の激しいテーマが急に頭をよぎったので、ほぼ20年ぶりに聴いてみた。 「協奏曲」とはいうものの、イギリスの作曲家アディンセルが、「ラフマニノフ風に」という依頼にもとづいて作曲した、ピアノとオーケストラのための映画音楽。 あらためて聴いてみると、ピアノパートはそこそこ聴きごたえがあるけれど、オーケストラパートは、ちょっとひどい。 ラフマニノフ風、というよりも、まるでワルシャワ出身の某有名作曲家のピ […]

オイストラフのチャイコ

オイストラフのバイオリンの音は、間違いなく天下一品だ。 チャイコフスキーのコンチェルトは、間違いなく駄作だ。 だから、ハイフェッツとかが弾くこのコンチェルトを聞いてると、 最高につまらないのだけれども、 オイストラフの演奏は、 その独特のテンポの取り方のせいもあって、 あ~ら不思議、名曲に聞こえてくる。 特に、第一楽章の第二主題なんかは、 「楽譜を読み間違えてるんじゃないの??」と思うぐらい、 尋 […]